最後に 超音波 距離 センサーを 使って みます。 まず センサー 自体の 説明を してから サンプルを 動かします。
超音波に よる 距離 センサー

・ センサーには 電源の プラスと マイナス (5Vと GND)、 TRIGと ECHOと いう 4つの 端子が あります。 TRIG(トリガー)は、 Arduinoから センサーへの 信号線 です。 この 端子に タイミングの 指示が あったら、 超音波を 発信 します。 ECHO(エコー)は センサーから Arduinoへの 信号線 です。 超音波 発信から 受信まで どれくらいの 時間が 経ったかを、 パルスの 長さで 戻して くれます。
・ プログラムに ある pulseInと いう メソッドは ECHOの 信号を マイクロ秒で 答えて くれます。
・ ファイル ⇒ スケッチ ブックから スケッチを 開かせます。
> 宣言 部分の 定数を 確認 します。 同時に ボードの バナナジャックの 対応 位置なども 説明 すると 良いでしょう。
> doubleと いうのは 整数では なく 小数を 表す、 と いう 程度の 説明を します。
> デジタル ポートの 入力・ 出力の 方向を setupで 定めます。 同時に シリアル ポートの 速度も ここで 指定 して いる ことに 留意 させて ください。
> パルスを 送り、 ECHOから 戻って くる 値で 距離を 計算 します。
> センチメートル 単位に して、 それを もとに 音階を 出す ことを 説明 します。
> 同時に シリアル ポートを 通して パソコンと Arduinoが 通信 する ことを 説明 します。 ただし この コードは 弱視者・ 晴眼者の 確認用なので、 シリアル モニタは うまく 読み上げません。
・ 弱視の 生徒の 場合は 動いて いる 様子を、 「シリアル モニタ」で 確認 する ことも できます。 シリアル モニタは Ctrl+Shift+Mで 起動 します。 ボーレートに 注意 して ください。 9600に 設定 します。
・ 生徒の 興味と 体力が あれば、 0.017と いう 係数に ついて 少し 詳しく 説明 します。(http://marupeke296.com/EL_Ard_No8_SuperSonic.htmlに 詳しく 書いて あります)時間と 速さと 距離の 関係から、 距離時間速さ です。 ここで 時間とは、 pulseInで 得られる マイクロ秒 単位の 時間です。 速さとは、 音速の です。 単位に すると です。 そして マイクロ秒を 秒に 直すには で 割れば よいので、 プログラムの intervalと いう 変数を 用いると、 intervalinterval に なります。 これが 往復の 距離に なるので、 その 半分、 すなわち interval が 片道の 距離と いう ことに なります。