
IFブロックは 「イフ ブロック」と 読みます. 日本語で 「もしも ブロック」と よんでも よいでしょう. この ブロックは 移動 ロボットの 状態に よって ロボットの うごきを かえたい ときに つかいます. 移動 ロボットに 赤外線 センサーが ある ことは ロボットに さわった ときに 確認 して いるでしょう. たとえば, この 赤外線 センサーから よみこまれた 情報が 白 (さらさら)か, 黒 (やわらかい)かに よって 移動 ロボットの うごきを 「白の ときは 前進, 黒の ときは 右旋回」などと かえたい ときに つかいます.
IFブロックも くりかえし ブロックと おなじように, 2つの ブロックが 対(セット)に なって いて, 条件に よって かえる 処理を 「はじまり ブロック」と 「おわり ブロック」で はさみます. 「はじまり ブロック」は, 手で ふれる 面が ひしがたに ちかい かたちを して います. 「おわり ブロック」は, 半円に 近い かたちを して います. 「はじまり ブロック」の 上面は 白色と 黒色で 分かれて いますが, これは ロボットの 走行 コースの 白色 (さらっと した 紙)と 黒色 (やわらかい スポンジ)と 同じ 材料が 使われて います. 手触りで 確認 して みて ください.
「はじまり ブロック」は, ロボットに ある 赤外線 センサーの みぎ用と ひだり用で わかれて います. それぞれの ブロックの 色は きいろ(右)と あおいろ(左)で ぬりわけられて います. また, 赤外線 センサーの 位置 (みぎか ひだりか)と おなじ側が おもく なって います. ほかにも 赤外線 センサーの ばしょと おなじ側, ブロックの うえに ちいさく まるい 凸が あります. 手ざわりでも 確認 して みましょう. 「はじまり ブロック」は, はめこむ ときの むきが きまって います. 上(むこうがわ)に くる 面には, 手で もつ ときの 指の くぼみが あります. また, 「おわり ブロック」は まるい ほうが 下(てまえ)です.