5. プログラムの 詳しい 解説を 行います。
・ 最初に キッチリ 解説を して おくと、 後々 楽に なると 思いますが、 生徒に よっては、 退屈 して しまうかも しれません。
・ 生徒の 食いつき 具合を 見て、 適度に 切り上げ、 後の プログラム 解説で 分散 して 解説 するのも いいかも しれません。
・ ここに 記して いるのは、 説明の 一例ですので、 生徒の レベルに 応じて 内容・ 詳細を 変えて、 もちろん 構いません。
・ 1行目 「この プログラムで Systemと いう 部品集 (便利 機能の 集まり)を 使いますよ。」と 言った 意味、 と いう 程度の 解説で 構いません。本当は ちょっと 違うのですが、 最初は この 程度の 認識で 良いかと 思います。
- Systemは 非常に よく 使う、 これが ないと 何も 出来ない位の ものですので、 ほとんどの プログラムで 使用 されます。
- C#では、 命令文の 最後に ; (セミコロン)を つけます。
・ 2行目 今回は、 フォーム、 要するに ウィンドウを 使った アプリケーションを 作るので、 これらを 作る ための System.Windows.Forms も 使う、 と いう ことを 書いて おきます。
・ 3行目 4行目から プログラムの 本体を 書くので、 区切りの ための 空行です。
・ 4行目 ここから プログラムの 本体が 始まります。
- 「class Hello: Form は、 "Helloと いう、 フォーム(ウィンドウ)の 作り方"を 書きますよ。」と いった 程度の 説明で 良いかと 思います。
- 枠線や、 タイトルバーと いった、 どんな フォーム(ウィンドウ)にも 必要な 部品は、 全て 自分で プログラム する わけでは ありません。
- 先程の System.Windows.Forms に ある Formと いう ところ (クラス)に、 フォーム(ウィンドウ)に 基本的に 必要な ことが 既に 用意 されて いて、 それを 使います。 と いう 意味の Formです。
- あとは、 必要な 部品の 配置や、 処理の 仕方を プログラム するだけで よい。 と いう わけです。
- ここは、 命令文では ないので ; (セミコロン)を つけて いません。 本当は 違うのですが・・・。
・ 5行目 4行目で、 Helloと いう、 フォーム(ウィンドウ)の 作り方を 書く、 と して いますが、 それが どこから どこまでか、 を 示す ために、 ここの { と、 11行目の } で、挟んで 表します。
- 6行目から 10行目まで、この { と } の 中身ですよ、 と いう ことを 表す ために、 右に 字下げ (インデント) するのが 一般的です。
- 今回の サンプルでは、 1回の 字下げを 「スペース 2つ」と して います。
・ 6行目 ここから、 プログラムの 流れを 書いて いきます。
- public static void Main() は、 今の ところは、 決まり 文句、 と いった 程度で 良いかと 思います。
・ 7行目 6行目の、 public static void Main() の 中身を、 ここの { と、 10行目の } で 挟んで 表します。
- 8行目と 9行目を、 この { と } の 中身ですよ、 と いう ことを 表す ために、 右に 更に 字下げ(インデント) して います。
・ 8行目 「Helloと いう、"フォームの 作り方"に 従って、 フォームを 作って、それを 変数 hwに 代入(=)せよ。」と いう 命令文、 程度の 説明で。 これも 決まり 文句と いう 扱いでも 構いません。 ただ、 変数名 hwは 自由に つけられる、 と いう ことは 伝えて ください。
- "代入"に ついては、 お決まりの 「箱に 入れる」と いった 説明で 良いと 思います。
- = の 前後に スペースが 入って いるのは、 見やすく・ 読みやすく する ためです。
・ 9行目 Applicationと いう、 プログラムを 実行・ 制御 する 機能の 集まりから、 Runと いう、 プログラムを 実行 する 機能(これを 関数・ メソッド)を 呼び出して、 Helloと いう フォームの 作り方に 従って 作った hwを 起動 せよ。 と いう 意味です。 と いった 説明で。 もう 少し 簡略化 しても いいかも しれません。
・ 10行目 } で、 public static void Main() の 中身を 閉じます。
・ 11行目 } で、 class Hello: Form の 中身を 閉じて、 プログラム 終わりです。