晴眼者への 指導だと 「右の 〇〇が…」と 言いながら つい 自分の 右側を 指す 場合が あります。 相手が 「見える 生徒」の 場合は こちらが 左右を 間違っても 指し示す 方向で 理解 できますが、 視覚 障害の 生徒さんの 場合は、 混乱 して しまいます。 左右の 指示を する 場合には、 常に 生徒の 側から 見る ことを 忘れないように しましょう。
また、 場所の 説明を する 際には、 絶対的な 指示と 相対的な 指示を うまく 組み合わせて 伝えて みて ください。 「キーボードの 一番 左下に ある コントロールキー」 「今 触れて いる キーの 2つ 右側」 「今 右手の 中指で 触れた 部分」のような 感じです。 その ためにも、 生徒の 動きを よく 捉えて おく 必要が あります。 クロック ポジションも 適切に 使うと 確実性が 増します。 相対的な 指示で 「ちょっと」 「もっと」も 意外と 有用です。 視覚 障害者に 対して 「ちょっと」は 曖昧だと 言われる 方も いますが、 基点を しっかり 説明 しつつ、 コミュニケーションが とれて いれば 有用だと 思います。 「右手の 今 触った カドより もう 少し 右 …。 (生徒の 反応を 見て) あ、 もう ちょっと 右」と いう 具合です。 大事なのは 生徒の 立場に 立った 臨機 応変な コミュニケーションです。